2022年あけましておめでとうございます。
今年も益々ドローンの発展に目が離せないという流れで、LTE回線を使ったドローンのデモ会に参加して来ました。
主催はドローン・ジャパン株式会社様、開催場所は君津市にあるDアカデミー関東の通称DDFFと呼ばれるフライトスペース。
このLTEドローンは、携帯電話等で使われているLTE回線を使って通信を行うもので、長距離の輸送や遠隔監視などこれからのドローン運用では注目される技術になります。
とはいえ操縦をLTE回線で遠隔地から行ったら伝送遅延の問題などどうなんでしょう？
という疑問を解決すべく、この会に参加して来ました。
このデモ会では操縦は通常通りオペレーターがプロポ（送信機）を使って操縦する事を基本にしておりましたが、運用本部に見立てた事務室にて着陸やリターンtoホームなどあらかじめ設定しているコマンドを入力する事で離れた場所のドローンが制御できる事が確認できました。
運用画面ではドローンの姿勢やLTEの電波強度、バッテリー残量などの数値もリアルタイムで監視する事ができております。
実際の運用面としては、このような機体情報のテレメトリーデータと、ドローンにて測定した値や画像をLTEでクラウドにリアルタイムで送って、処理を即座にかけていくというのが使い方となるようです。
今までは機体が帰還して来てから、データを抜いて処理を行っていたのが即時対応できるという事で活用の幅が広がって行きますね。
送受信にはLTE回線が捉えられないといけませんので、山間部など回線が弱いエリアはまだまだ課題があるようですが、今後の発展に期待するところですね。
